居酒屋で誰にも知られず5分で足の臭いを抑える消臭対策|Women'sフットケア

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2016年2月12日
居酒屋で誰にも知られず5分で足の臭いを抑える消臭対策

足の臭いで悩んでいる女性は少なくありません。特にお座敷へ上がるのに臭いがしませんように祈りながら、恐る恐る靴を脱いだ経験は誰にでもあるでしょう。そんな困った瞬間に5分で臭いを改善できる消臭対策を調べてみました。

WEBライター
  
女性が足に消臭スプレーをしている

差はあれど、誰の足も臭うもの

足が臭う原因を知っていますか?それは『汗』と『雑菌』によるものです。足にあるエクリン汗腺からは1日でコップ1杯から1杯半の汗をかくと言われています。

その汗の中で雑菌が繁殖し、そして雑菌が出す排泄物が臭いの正体です。

臭いのは足ではなく、足についた雑菌

つまり、この雑菌と排泄物をどうにかしてやれば、臭いはたちどころに消えるという事です。

今から靴を脱ぐ必要がある時の緊急対処法

足の臭いで困るのは、突然お座敷や他人の家に招かれた時ではないでしょうか。それも仕事が終わった後などは、なんとか避けたいものですが、そう何度もにげきれるものではありません。

1. まずはトイレに避難する

どんな対策をするにしても、人前で堂々とできるのであれば、そもそも足の臭い程度で悩みはしません。まずは一人になれる個室へ避難しましょう。突然いなくなると不自然に思われますので、ひと声かけてから行くのがベター。

2. 靴下やストッキングを履き替える

臭いの原因はと、その中にいる雑菌。汗の多くは靴下に吸収されていますので、それだけ雑菌の温床となっているはずです。

そこで、臭いの原因となっている靴下を履き替えるだけで、ずいぶんと臭いは改善されるでしょう。コンビニで簡単に買えますが、緊急時の対策として1足常備しておくと安心です。

3. 足を洗う

靴下で繁殖した雑菌は、もちろん足本体にも繁殖しています。足を洗う事ができれば、それが最も効果的なのですが、なかなか難しいでしょう。

その時は、アルコールの入った除菌ができるウェットティッシュを使うのが効果的です。まずは足全体を拭きあげ、特に雑菌の繁殖しやすい、指の間は特に重点的に行いましょう。

しかし人によっては肌に合わない商品もありますので、自分の肌に合ったものを使うようにします。もし足にダメージを与えるのであれば、それは足の緊張を促し、より大量の足汗をかかせることになってしまいます。

4. 消臭スプレーを使う

即効性のあるスプレーが簡単に手に入るようになりました。選ぶポイントとしては、

4-1. なにより消臭力が強く即効性の高いもの。
4-2. 持ち運ぶのに苦にならない大きさ。
4-3. 汗のべたつきを抑え、サラサラにしてくれるもの。
4-4. 足と靴の両方に使える物。


元々の臭いが強い場合は、さすがの消臭スプレーも効果を発揮しきれない事があります。 上記の2、3と併用する事で、臭いはほとんど気にならなくなるでしょう。

5. 靴にも消臭スプレー

臭いの原因は、足そのものよりも靴の方にあります。いくら足の臭いを取り除いても、靴がそのままでは履いた時にまた足に臭いがついてしまうでしょう。

そこで靴にも消臭スプレーをひと吹き。靴専用の強力な物もありますが、何本も持ち歩くのは大変ですので、靴と足の両方に使える物が便利です。万全を期すなら、靴の中をアルコールで拭ければいいのですが、さすがにそこまでの時間はありません。

靴に消臭スプレーをしている

あわてない為には、日頃のケアが重要

以上の手順は、慣れれば5分で終わる作業ですが、さすがに毎回では怪しまれます。また手元にウェットティッシュや消臭スプレーが無いとどうしようもありません。

いざという時に焦らない。その為には、普段から臭いにくい足作りが必要となります。

靴の中に雑菌を繁殖させない

高温多湿の靴の中は、雑菌にとって最も繁殖しやすい場所。どれほど足を綺麗にしても、靴の中に雑菌が残っていれば、その靴を履くたびに雑菌を足に移植しているようなもの。 水虫が治りにくい人の理由も、靴の中に残った菌が原因という場合もあります。

靴を乾燥させる

乾燥は菌の繁殖を防ぐのに確実な方法です。ただしブーツなど特に風通しの悪いものは、1日乾燥させた程度では不十分です。靴にもよりますが、最低まる1日。できれば3日は履かずに風通しの良い日陰で乾燥させるべきです。

その際には、新聞紙やシリカゲルなど、湿気を吸い取るものを靴の中に入れておくと、より速く乾燥させることが出来ます。また殺菌対策として10円玉(銅)や炭を使うのも効果があります。

足の角質も臭いの元

足の角質は雑菌の餌となるばかりか、ひび割れた場所は細菌の巣窟となっています。入浴時に角質はこまめに落とし、ひび割れを防ぐ保湿対策を欠かしてはいけません。

著者:塩屋 謙

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職業は編集・校正、そしてWEBライターでもあります。興味の範囲を広げつつ、様々な記事を書いています。