足がむくむ、だるくて辛い・・・
毎日、デスクワークや立ち仕事で、なかなか足を動かす機会がつくれない。そのせいで夕方には足がむくんでパンパンになってしまう。疲れがたまって、足がだるくてしょうがない、とお困りの方は多いのではないでしょうか。特にまだ気候も暖かくなく、なかなか運動をしようという気にもなれないこの季節は足が余計にむくみやすいですよね。
かといって、足のむくみを解消するためにわざわざマッサージ店に通うのは難しいです。そんな方のために、今回は自宅で出来る簡単な足のマッサージをご紹介します!仕事から帰ってきて空いた時間でマッサージをして、翌朝はすっきりとむくみも疲れも取れた足にしちゃいましょう。
あなたのむくみの原因は?
足がむくむ原因とひとくちにいっても、デスクワークと立ち仕事ではむくむ原因が違ってきます。デスクワークの場合は、長時間座りっぱなしになってしまうので身体を動かす機会がそれに伴って減ってしまい、筋肉を動かさないことがむくみの原因です。筋肉の収縮活動が行われていないために、血液やリンパの循環が悪くなってしまいます。そのため、足に水分や老廃物が溜まってしまい、足にむくみやだるさというものが出てきてしまうのです。
立ち仕事の場合は、一日中立った状態で仕事をしているので足の筋肉に負担がかかります。それによって、足の筋肉は疲労している状態です。そして、筋肉疲労によって血液とリンパの循環が悪くなってしまいます。また、単純に疲労によって足にだるさを感じている状態です。
このように、足がむくみやだるさといのは、どのような状態で足が疲れてしまっているのかで微妙に原因が違ってきます。しかし、根っこにある部分は何らかの原因で、足の血液やリンパの流れが滞っている部分です。マッサージなどによってその流れを促してあげることによって、むくみやだるさの改善に繋がります。次の項目ではそんな足のむくみと疲れを取るためのマッサージをご紹介します。
足のむくみを解消するマッサージ
1日5分行うだけでむくみが改善されるマッサージをご紹介します。足の付け根にはリンパ節があります。リンパ節からしっかりとマッサージを行うことによって、リンパが流れやすくなるので、老廃物や余計な水分の排出が促進されます。そのため、足のむくみを解消することができるのです。
- 太ももの付け根のリンパ節からマッサージを始めます。まず、あぐらをかくような感じで両膝を折って座ります。そして、両手のひらを重ねて太ももの付け根に当ててゆっくりと体の重みによって圧力をかけていきます。これを左右の太ももの付け根にそれぞれ5回ずつ。
- 次に膝から足の付け根にむかって、逆なでをするようにマッサージを行います。軽く膝を曲げた状態で足を前に延ばして座りましょう。そして、両手で足を包み込むようなイメージで膝から太ももに向かってなであげましょう。このとき、力を入れすぎるとリンパが流れてくれないので優しくなでることがポイントです。左右とも5回ずつ行いましょう。
- 膝裏にもリンパ節があるので、マッサージをします。膝の裏にへこみがある部分があるので、そこに親指を除いた指をあてて上に向かって10回さすります。膝裏がすんだら、膝の上の部分も同じようにして手の平でさすりあげます。これを両足にします。
- さらにふくらはぎもほぐしていきましょう。足首からふくらはぎ、膝の裏に向けて手のひら全体を使って優しくさすります。こちらも左右5回ずつ。
- 足首を回します。つま先を手で持って、足首を軽く回します。その後、足の甲、足裏をつま先から足首にかけてそれぞれ左右5回さすります。このときついでに足の裏を親指で軽く刺激するとより効果的です。
- 5の手順までしたら、次は5から1までを手順を逆にしてマッサージを行います。
マッサージは入浴後が理想的
一日の中で一番、血行が良くなるのは入浴後で身体が温まっているときです。そのため、リンパの流れを促すこのマッサージは入浴後にすると効果的です。また、基本的には肌をなでるように優しくさするようにしてマッサージしましょう。太ももの場合は気持ちが良いと感じるならば、少し強めに押しても問題ありません。また、さするときに肌に摩擦などの刺激があるので、心配な場合はマッサージ用のクリームやオイルを使用してください。
出典:
http://www.skincare-univ.com/article/004653/