自宅で足湯を始めよう!
冷え性やむくみの改善に効果的だと、注目されている足湯。自宅で簡単にできるし、半身欲などに比べるとお手軽だと人気があります。そんな足湯ですが、さらに効果を高めるコツやグッズなどもあります。
足湯の効果って?
足は、体の中でもっとも老廃物が溜まりやすい部位です。なぜなら、心臓からもっとも遠い場所にあるため。心臓は血液と共に栄養素と老廃物を全身にめぐらせています。この老廃物は本来ならば尿や汗として体外に排出されます。
しかし、血液のめぐりが弱くなっているとこの老廃物が、ちゃんと排出されなくなってしまうのです。そして、この溜まった老廃物が重力に負けて足へと集まってしまい、むくみや冷え性の原因となります。
これらの老廃物を体外に排出する役目を持つのが、肝臓です。そして、肝臓はその他にも体内の熱を作り出したり、脂肪の分解などの役割を持っている臓器でもあります。とくに冷え性の方は身体が冷えているため、肝臓が体内の熱を作り出すのにかかりきりになっている場合もあります。
そのため、足湯で身体に熱を与えてあげることによって、肝臓が他の作業に専念する手助けをする期待ができます。また、肝臓の機能が上がることによって、免疫力が上がり、痩せやすい身体を作ることも!
足湯の基本的なやり方
まずは、簡単に足湯のやり方をご紹介します。
用意するもの
- タライ・バケツ:両足が入り、少し深めのもの。
- お湯:40℃~43℃が望ましい。
- シート:床に敷くため、防水性のものか吸水性のあるものを。
- 入浴剤・アロマオイルなど:なくても良いが、あると香りなどを楽しめる。
- 水:水分補給用のもの。白湯、もしくは常温のものが良い。
足湯の手順
- 床にシートを敷いて、その上にお湯を入れたバケツもしくはタライを置く。お湯はくるぶしの上にくるまでの量を入れる。
- あればアロマオイルや入浴剤をお好みで入れてかき混ぜる。
- 椅子などに腰掛けて足をお湯の中につける。
- 足湯は15~20分を目安に。足湯をしている途中に水分補給を忘れないように注意しましょう。
- 足湯の後は足をしっかりと拭いて、せっかく温めた足を冷やさないように靴下をはく。
- これを毎日、朝と夜の最低2回。1日3~4回ほど行うのが理想的です。
以上が足湯の手順となります。
足湯の効果を高めよう
足湯の基本的なやり方をおさえたら、次はより足湯を楽しむための方法を実践してみましょう!
足湯専用の容器
足湯を本格的に続けたい方は、足湯専用の容器なんてものもあります。足湯がしやすいように、足の形に沿って容器が作られています。また、深めに容器が作られているので、タライやバケツで足湯をするよりも、よりしっかりと足を温めることができます。
三陰交を意識しよう!
足湯でより足を温めたい場合、少し深めの容器を準備するのがコツです。なぜなら足の内側、くるぶしから約指4本分ほど上の部分には「三陰交」と呼ばれるツボが存在します。このツボは冷えやむくみの解消に効果があると言われています。つまり、このツボを温めることで、足湯の効果を高めることができるのです。
入浴剤でお手軽に楽しもう!
入浴剤は、色んな種類のものがあり、足湯に一工夫を加えるのにもお手軽に楽しむことができます。とくにお勧めなのが、ゲルマニウム入りの入浴剤です。
リラックスしたい場合はアロマオイルを
アロマオイルは、エッセンシャルオイルとも呼ばれており、アロマテラピーなどに用いられています。こちらは入浴効果というよりは、香りによって気持ちをリラックスさせるという意味合いが大きいです。自分のお気に入りの香りのアロマオイルを数滴、お湯に混ぜるだけで楽しむことができます。
身近の食材を使う
さらに、もう一工夫したいという言う方はお家にあるちょっとした食材で、足湯の効果アップを狙うこともできます。
- 塩は、バスソルトなどにもありますように保温効果があり、どの家庭にもある調味料なので、すぐに足湯に入れることができるのが嬉しいですよね。
- また、生姜は血行促進を促してくれます。
- 唐辛子は、食べると身体がぽかぽかと温まりますが、お湯に入れても同様の効果が期待できます。
- 牛乳風呂や石鹸があるように、牛乳はお湯に入れることによって保温効果があり、肌をしっとりとさせてくれます。
さあ足湯を楽しもう!
足湯は冷え性やむくみの解消に効果的で、他にも女性にとって嬉しい効果がたくさんあります。足湯は毎日続けるのが重要なポイントです。服を着たままでも気軽にでき、また一回の時間が短めなため、続けやすいと思われます。アロマオイルや入浴剤と言った自分なりのアレンジもしやすいので、ぜひとも足湯タイムを楽しんでくださいね。