またかかとが割れている・・・と嘆く女子の皆さん
普段は靴下やストッキングを履いていて人の目にはつかないけれど、かかとに悩みを抱えている人は多いと思われます。かかとがぱっくりと割れていて、かかとの出ているサンダルが履けない・・・。
なんてこともありますよね。ひどい場合は、歩くたびに痛みを感じるようなことも。今回は、そんな困ったかかとのひび割れの予防法をご紹介します。
二種類ある!あなたのかかとのひび割れの原因は?
かかとのひび割れ、と一口に言ってもその原因は主に二つにわかれます。まず、一つは単純に肌の乾燥によるひび割れ。そして、もう一つが水虫によるひび割れ。これらのひび割れを予防するためには、それぞれに合った予防法を実践する必要があります。
乾燥によるかかとのひび割れ予防法
乾燥によるかかとのひび割れを防ぐ場合、大切なのは保湿です。かかとのケアを怠っていると、皮膚が乾燥してひび割れにつながってしまいます。そのため、きれいなかかとを保つためには、毎日の保湿ケアが重要になります。
かかとの強い味方、ワセリン
かかとのケアで、もっとも簡単な方法はワセリンを使う方法です。保湿用のクリームとして名高いワセリンは、かかとの水分が蒸発することを防いでくれます。
とくにお風呂上りのかかとは水分が蒸発しやすく、とてもデリケートな状態。このときに、肌の水分を逃さないようにワセリンを一塗りしてあげましょう。そうすることで、かかとのひび割れを防ぐことができます。
また、ワセリンを塗った後に靴下を履くことで、さらに保湿の効果が期待できます。今はかかと用の靴下もあるので、好みによって靴下は使い分けると良いでしょう。また、もしもかかとがひび割れてしまった場合でも、お風呂上りにワセリンを塗ることで症状の改善が見込めます。
お家にあるはちみつでかかとのケア
かかとのひび割れにははちみつ湯も効果があります。えっ、かかとにはちみつ?と驚く方もいるかもしれませんが、美容クリームなどにはちみつ成分の入った商品が数多くありますよね。それらは、はちみつによる保湿効果を謳っています。かかとだって皮膚の一部なので、ちゃんと効果が期待できるんですよ!
はちみつ湯のやり方は簡単で、まずぬるま湯を4リットル用意します。そのぬるま湯に、はちみつを1カップいれてよく混ぜます。そこに足を15分間つけましょう。これを毎日行います。
はちみつには保湿効果があるので、乾燥して敏感になっている肌をしっとりとさせてくれます。また、防腐効果にも期待ができ、かかとがひび割れている場合は、そこからの肌トラブルを防いでくれることもあるそうです。
水虫によるかかとのひび割れ
かかとのひび割れは、かかとの乾燥が原因だと多くの人が考えがちです。しかし、意外に多いのが水虫によるひび割れです。
水虫によって、かかとのひび割れが起きているのに、乾燥だと勘違いして保湿ばかりしていると、いつまでも症状が改善されない、なんてことにも。もしも、保湿しているのにひび割れがいつまでも改善しない、という人は水虫を疑ってみましょう。
かかとの水虫ってどんなものなの?
この、かかとのひび割れを引き起こす水虫ですが、一般的には「かかと水虫」と呼ばれています。普通のひび割れと見分ける方法は、足の裏の皮が分厚くなっていたり、皮がむけてきたりしていないかという部分でわかります。もしも、皮が剥けていたら、水虫の可能性があります。
また、この水虫は乾燥からくるひび割れと違い、自宅でのケアで治すことが難しいです。さらに、他の人への感染の危険性もあります。そのため、水虫の疑いがある場合は、必ず皮膚科へ言って適切な治療を受けるようにしましょう。
水虫の予防法は?
女性の場合、「かかと水虫」の原因としてあげられるのは、ブーツです。ことさら、寒さの厳しい冬の季節、ブーツは女性にとって防寒の強い味方です。しかし、この寒さに強いブーツですが、保温、保湿性に優れるということは、逆にいえば通気性が悪く、熱気がこもりがちになるということです。
そして、この通気性の悪さこそ、水虫を始めとした雑菌にはかっこうの繁殖場となってしまいます。こういった水虫などを防ぐためには、毎日同じブーツをはかないようにしましょう。そして、履いた後のブーツや靴をしっかりと風通しの良い場所に陰干しをするなどして、乾燥させることが肝心です。
また、お風呂に入った際に丁寧に足を洗うことも、水虫の予防には高い効果があります。
かかとがひび割れる前に予防法を試してみて
かかとのひび割れの予防法、いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した予防法は、比較的身の回りのもので実践しやすいものを選びました。とくに寒さが厳しく乾燥しがちな冬の季節、かかとのひび割れに悩む女性は多いと思われます。もし、ご紹介した予防法でできそうなものがあれば、ぜひ試してみてくださいね。