かかとの角質ケア、どんな方法があるの?
コチコチ、がさがさのかかと。見ているだけでも憂鬱な気分になりますよね。空気が乾燥している季節はとくにトラブルを抱えやすいかかとですが、角質ケアには注意が必要です。
間違った方法でケアをしてしまうと、かかとの皮膚が余計に硬くなってしまうといった、さらなるトラブルを呼び込む原因にも。今回は、3つのかかとの角質ケア方法と注意点を見ていきましょう。
自分にあった角質ケア方法を選ぼう!
かかとのケアは、方法によって即効性や効果が違います。また、お手軽さなども人によっては重要な部分ですよね。じっくりと時間をかけてケアをしたい方も、ささっと簡単にケアをしたい方もいると思います。
今回はそのどちらの方法もご紹介しますので、後述していくケア方法の中で、自分に合ったものを見つけてみてくださいね!
もっとも一般的なかかとのケア方法「削る」
角質ケアの中でもっともポピュラーな方法が、この削るという方法ではないでしょうか。多くの人は軽石でかかとの余分な角質をごしごしと削る様を思い浮かべるかもしれません。
しかし、軽石は肌に必要な角質も落としすぎてしまうので、要注意です。今は、足の角質を削る用のやすりがドラッグストアなどで簡単に手に入るので、そちらを使うようにしましょう。
「削る」の特徴
- かかとの角質ケアの中では、もっともお手軽にできる。
- ケアの後、効果がすぐに実感できる。
- お手入れに使うやすりの入手が簡単で、繰り返し使える。
「削る」の注意点
- かかとの角質を削りすぎてしまう場合があるので、ケアの際は注意が必要。
- 余分な角質があまりに厚い場合は、数日に分けて少しずつ削る必要がある。
- 角質ケアをしたあとは、保湿クリームなどでしっかりと保湿をすることが大事。
皮膚に一番優しいけれど、効果は低めな「みがく」
これはスクラブ入りのクリームで、かかとをマッサージするような要領で角質を落としていく方法です。ただし、他の二つのケアよりは効果は低めなので、こまめにケアしていくことが重要です。
「みがく」の特徴
- 紹介したケアの中ではもっとも肌への負担が少なく、皮膚を傷つける危険性も低い。
- スクラブクリームは専用のものがドラッグストアなどで扱われているので、入手しやすい。
- 角質の除去効果は低めで、一度のマッサージでは効果をあまり実感できない。
注意点
- クリームに含まれているスクラブの大きさによって効果が変わるため、自分のかかとの状態に合ったスクラブクリームを選ぶ必要がある。
- 効果が低いからといって、ごしごしと力を込めてマッサージすると皮膚を傷つける危険性がある。
- ケア後の保湿はしっかりとする。
時間はかかるけれど、効果が高い「はがす」
こちらの方法は、一般に「ピーリング」と呼ばれるもの。ピーリング剤と呼ばれる薬液を足裏につけることによって、ぺろりと角質をはがしていきます。
「はがす」の特徴
- 削る方法と違い、かかとをこする必要がないので、皮膚を傷つける心配がない。
- ケアをするのにある程度の時間が必要なので、お手軽さは他の方法に劣る。
「はがす」の注意点
- ピーリング剤が肌に合わない場合、かぶれたり、肌荒れのトラブルが起きてしまう場合がある。
- ピーリングをする際は、必ず薬液のパッチテストを事前にする。
- ケアの効果が出るのに時間がかかる。(2~3週間程度)
- 肌がむけている途中の見た目が良くないため、ケア中は足を見せるようなファッションができない。
- こちらの方法もケア後の保湿はしっかりとする必要がある。
かかとは乾燥に弱いのでケア後の保湿を忘れずに
どのケアの項目にも、ケア後の保湿はしっかりするようにと書きましたが、皆さんが思っている以上にかかとは乾燥に弱いのです。
なぜなら、かかとには肌を乾燥から守ってくれるための皮脂を出す皮脂腺が存在しないからです。そのため、ケア後のかかとを滑らかに保つためには、しっかりと保湿してあげることが大切です。
保湿の方法は様々ありますが、もっとも簡単なのが、ケア後に保湿クリームを塗り、靴下をはくという方法。こうすることで、かかとの乾燥を防ぎ、がさがさ、コチコチかかとにならないですみます。
自分に合った方法でケアしていこう!
今回は、きれいなかかとを保つための角質ケア、三種類をご紹介しました。方法によって、お手軽さや注意点が違ってきますので、自分にあったケア方法を見つけてみてくださいね。
冬が過ぎれば、気温も暖かくなってきて足を出すようなファッションもしたくなりますよね。そんな季節に向けて、今から少しずつかかとをケアをしていきましょう!