合わない靴やハイヒール履いていませんか?巻き爪の予防と治療について|Women'sフットケア

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2016年2月24日
合わない靴やハイヒール履いていませんか?巻き爪の予防と治療について

巻き爪で悩んでいる方や、巻き爪の予防法を知りたい!という方はたくさんいらっしゃると思います。そんな方たちの、「巻き爪になったときどうすればいいの?」「予防法ってどんなことをすれば良いの?」という疑問に今回は具体的にお答えします!

Webライター、脚本家
  

巻き爪に悩んでいる方、予備軍の方はいませんか?

最近、巻き爪の症状を抱えている人が増えてきています。巻き爪がひどくなると、指の両端の肉に爪が食い込んで激痛が走ることもあります。

そして、最悪の場合、歩行さえも困難になることも。自分は大丈夫、と思っていても知らず知らずに巻き爪になってしまうような習慣をしていたりはしないでしょうか? 足の巻爪の写真

巻き爪の症状と原因について

巻き爪の症状について

巻き爪とは、指にある爪の両端が内側にひどく湾曲している状態のことを指します。この巻き爪の症状は体の体重がかかりやすい、足の親指にあらわれることが多いです。しかし、場合によっては他の指も巻き爪になることもあります。

軽い症状の場合は少しだけ肉に爪が食い込んでいるかな、と思う程度です。しかし、巻き爪が進行していくと、指の肉に爪がどんどんと食い込んで行き、最終的に歩くのも困難なほどの激痛を感じるようになります。また、爪が肉に食い込んだことにより、そこから雑菌が入り、皮膚が化膿してしまうことも。

巻き爪の原因

巻き爪になってしまう主な原因をみてみましょう。

1. 深爪

巻き爪気味だからといってやってしまいがちなのがこの深爪。爪を切ってすぐは、肉に食い込む爪の先端がなくなるので、症状が改善されると思いがちです。

しかし、深爪をしていると指の周りの皮膚が盛り上がり、爪の成長を邪魔してしまいます。さらに、その盛り上がった皮膚に食い込むように爪が伸びてきてしまうので、巻き爪を逆に悪化させてしまうことにも繋がります。

2. サイズの合わない靴やヒールを履いている

サイズの合わない小さな靴を履いていると、足先が強く圧迫されます。そのため、爪が変形して巻き爪の原因となってしまうのです。逆に大きすぎる靴を履いている場合も、靴の中で脱げないように足を踏ん張ってしまうので、余計な圧力が足先にかかることになってしまいます。

さらにヒールなどの高さのある靴は、構造上、足先に体重がかかってしまうので、巻き爪の原因となる場合があります。

3. 体質

また、体質として爪の形状が元々巻き爪気味である方もいます。また、爪自体が薄いという方も巻き爪の症状が出やすいと言われています。 足の巻き爪の写真

巻き爪の予防法と治療について

巻き爪の主な原因がわかれば、予防法もおのずとみえてきます。どのような治療が巻き爪には効果的なのでしょうか。

巻き爪の予防法

巻き爪にならない爪の切り方

深爪にならないためには、適切な爪切りを行うことが重要です。まず、爪の長さですが、日本人の爪は1ヶ月に大体1.5mmほど伸びるそうです。そのため、伸びた余分な分を切るだけで十分なのです。

目安としては、指先から1~2mmほど後退した部分までを切るようにして、それ以上は切らないようにしましょう。また、指のカーブに沿うように爪を切ってしまわず、先端を四角く左右対称に切る、スクエアカットにしましょう。

靴の選び方とヒールの履き方

靴のサイズは、大きすぎず小さすぎず、自分の足に合ったものを選びましょう。足先に5~10mm程の余裕がある靴が理想的です。また、歩行時に余分な力が足にかからないように、足の形に合っている靴を選ぶことも重要です。試着するときに、その靴が自分の足の形とフィットしているかも、ちゃんと確認しましょう。

また、女性の場合は巻き爪は心配だけどヒールを履きたい、という方もいると思われます。ヒールは足に負担がかかりやすいので、例えば出勤時や帰宅時に履いていても、職場では足先の広いサンダルに履き替えてみる、などといった工夫をするだけでも巻き爪の予防になります。

巻き爪の治療法

巻き爪は軽度の場合は、ある程度なら自分で矯正することができます。しかし、中度から重度の場合は病院で治療しなければなりません。

コットンを使う

一般にも浸透している治療法が、丸めた小さなコットンを、ピンセットで爪と肉の間に挟むと言うものではないでしょうか。軽い巻き爪の場合は、この方法で痛みが和らぎます。ただし、こちらの方法はあくまで緊急用のもの。矯正効果は薄く、場合によっては症状が悪化してしまうこともあるので、注意が必要です。

テーピング

薬局などで売っているテーピングで、指先の肉が食い込んでいる爪と離してあげるように押さえ巻く方法。こちらも、痛みの緩和の意味合いが大きいですが、続けることによってある程度の矯正が可能です。

市販の巻き爪矯正グッズを使う

軽度のものであれば、市販の巻き爪矯正グッズがもっとも効果が高いと思われます。 女性のきれいな手足の写真

巻き爪の症状がひどい場合は、お医者さんに行きましょう

巻き爪はある程度は予防と治療が自力でできますが、ひどい巻き爪の場合は、早急にお医者さんに行って治療を受けましょう。爪は基本的に皮膚科へ行くのが一般的ですが、巻き爪の場合は外科、整形外科、形成外科でも治療を受けることができます。

著者:草道 花

Webライター、脚本家
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美容から生活、サブカルチャーまでなんでも詳しいのが自慢、最近の悩みは正月食べ過ぎてダイエットに失敗してしまったこと、ダイエットのコンテンツを執筆しながら、自分でも実践するつもりです。